9月も下旬に差し掛かると、東京もようやく日差しが和らいできます。まだ残暑の気配はあるものの、夜風は少しずつ秋らしくなってきた。そういう季節の変わり目って、なんとなく「しっかりした食事がしたい」と思いませんか。
シェフの坂東です。
ケラッセ東京に初めていらっしゃるお客様から、こんなお声をよく聞きます。「魚介が好きなんですけど、レストランで魚料理って2〜3品しかなくて物足りないんですよね」と。
その感覚、よくわかります。一般的なレストランでは、コースの中に魚料理が1〜2品入っていれば「魚料理が充実している」とされることが多い。でも、本当に魚介が好きな方にとっては、それだけでは足りないんですよね。
ケラッセ東京は、三陸の牡蠣・鮮魚を中心に、調理法を変えながら複数の魚介料理をひとつの食事の流れとして組み立てることを大切にしています。今日は、その中から初めてお越しの方にもぜひ知っておいてほしい魚介料理を5つ、私なりの選定理由と一緒にご紹介します。
こんな方におすすめ
- ✅ 「魚介料理が好きだけど、種類が少なくて物足りない」と感じている方
- ✅ 新宿・若松河田エリアで魚介をしっかり楽しめる店を探している方
- ✅ 生牡蠣以外の牡蠣料理や魚介を試してみたい方
- ✅ ワインと一緒に魚介を楽しみたい方
- ✅ 記念日・夫婦の食事・友人との会食に個性ある店を探している方

なぜ「魚介の品数」がレストラン選びで重要なのか
魚介が好きな方ほど、レストランに対して「魚料理があるかどうか」だけではなく、「何種類の魚介をどう食べさせてくれるか」を気にするはずです。
でも現実には、「魚料理はメニューにあるけど1〜2品だけ」「旬の魚とは書いてあるけど、産地がよくわからない」「生牡蠣はあるけど、焼いたり蒸したりした牡蠣は置いていない」——こういったことが多い。
ケラッセ東京を始めたとき、自分が一番こだわりたかったのがまさにこの部分でした。三陸という、魚介の産地として本当に豊かな場所とつながりを持ちながら、その食材をさまざまな調理法で一皿一皿として提供する。生でも、火を入れても、スープとして煮込んでも——食材の個性が引き出される形を選ぶ。それが積み重なって、魚介好きな方に「ここはいろいろ食べられる」と感じていただける食卓になる。
なぜ三陸なのか、なぜ産地とのつながりを大切にするのかについては、なぜ私は三陸の食材を東京で料理するのか|ケラッセ東京・坂東誠のこだわりでも詳しく書いていますので、よければ読んでみてください。
「生牡蠣だけじゃなく、いろんな牡蠣料理を楽しみたい」と思ってここまで読んでくれた方へ。LINE登録をすると、季節ごとのメニュー情報やLINE限定の特典が手に入ります。今なら生牡蠣10個盛りが半額になる特典もあります。友だち追加は無料で、30秒もかかりません。
おすすめ魚介料理ベスト5
第1位:生牡蠣
まず外せないのが、三陸産の生牡蠣です。「ケラッセ東京といえば牡蠣」と言ってくれるお客様が多いのですが、その評価の根っこにあるのは産地との直接的なつながりです。
三陸の牡蠣は、リアス式海岸の複雑な地形と豊富なプランクトンに育まれていて、クリーミーさと海の香りのバランスが独特。同じ「生牡蠣」でも産地や仕入れ先によって味はまったく異なります。仕入れ元がわかっていて、その牡蠣の個性をそのままお客様に届けられるのが、三陸とつながりを持つ店の強みだと思っています。
初めていらっしゃる方には、まずここから食べてほしい一品です。
第2位:鮮魚のカルパッチョ
その日仕入れた三陸の鮮魚を使ったカルパッチョは、「生の魚介をシンプルに楽しむ」という点で生牡蠣と並ぶ位置づけの一皿です。
カルパッチョは素材の鮮度と、それを引き立てる味付けのバランスがすべて。魚の種類・状態によってソースやハーブの組み合わせを変えるので、同じ「カルパッチョ」でも来るたびに少し違う顔を見せます。
どんな魚が入るかは仕入れ次第ですが、旬の魚がカルパッチョになるまでの厨房での工程について書いた記事もありますので、「なぜその一皿になるのか」を知っていただくと、より楽しんでもらえると思います。
第3位:チョッピーノ
イタリアン系の魚介スープ「チョッピーノ」は、魚介料理の中でも特に「食べたあとに満足感が高い一皿」として人気があります。
三陸の魚介を複数種類、トマトベースのスープで煮込む料理で、素材のうまみがスープに溶け出しています。生牡蠣やカルパッチョのような「素材そのままを楽しむ」皿とは対照的に、こちらは火を入れることで引き出される魚介の深みを味わう一皿。生と加熱、両方の魚介料理が食事の中にあることで、食卓全体のバリエーションが豊かになります。
秋に向かってくると魚介の脂がのり始める時期で、チョッピーノの旨みも増してきます。9月末のこの時期は、夏の疲れが残る体に魚介のスープが染み渡る感じがあって、個人的に好きな季節です。
第4位:焼き牡蠣・蒸し牡蠣
「生牡蠣は食べたことがあるけど、焼いたり蒸したりした牡蠣って、どう違うんですか?」と聞かれることがあります。
簡単に言うと、火を入れることで牡蠣の甘みと凝縮感が増します。生の牡蠣が持つ海の香りや瑞々しさとは別の顔が出てくる。だから生牡蠣が得意でない方でも、蒸し牡蠣なら「おいしい」と感じてくれることが多い。
焼きと蒸しではまた食感が異なります。焼きはやや香ばしさが加わって力強い印象に、蒸しは素材本来の甘みがじんわり出てくる感じ。どちらが好きかは人それぞれですが、せっかくなら両方試してみてほしいです。
第5位:ウニ料理(コース内)
季節の10品コースでは、ウニをテーマに据えた内容でご提供することがあります。三陸産のウニを複数の形で料理として組み込み、ウニの豊かな風味を食事の流れの中で楽しんでいただく構成です。
「ウニは軍艦巻きでしか食べたことがない」という方も多いのですが、ウニを料理として使うと、そのとろけるような濃さが一皿の骨格になります。パスタと合わせたり、ソースとして使ったり——ウニという素材の可能性を、コース全体で体験してもらえるのがケラッセ東京のウニ料理です。
記念日やちょっと特別な夜に、ウニと三陸魚介を中心とした10品コース(8,800円)でゆっくり食事していただくのがおすすめです。
✓ ここまでのポイント
- 一般的なレストランで魚介料理が物足りない原因は「品数と調理法の少なさ」にある。ケラッセ東京は生・加熱・スープと複数の形で三陸魚介を提供している
- 生牡蠣・カルパッチョは「生で素材を楽しむ」、チョッピーノや焼き・蒸し牡蠣は「火を入れることで引き出される旨み」を楽しむ皿。両方を組み合わせることで食卓が豊かになる
- ウニ料理はコース内での提供が中心。季節の10品コースで一番まとまった形で魚介を楽しめる
「焼き牡蠣・蒸し牡蠣・チョッピーノを実際に食べてみたい」と思い始めているなら、まず席を確保するのが先決です。空席状況の確認とコースの予約は食べログのWEB予約から数分でできます。週末はとくに埋まりやすいので、気になる日程があれば早めにどうぞ。
初めての方に伝えたい「食べ方のヒント」
初めてケラッセ東京にいらっしゃる方には、単品を何品か注文するよりもコースで食べていただくのをおすすめしています。
理由はシンプルで、魚介料理をランダムに頼むより、食事の流れとして組み立てた方が、素材の味を整理して楽しめるからです。生→加熱→スープ、と順番に食べることで、三陸の魚介がどれだけ表情を変えられるか、自然に体験できます。
ワインとの組み合わせについても、その都度ご相談ください。白ワイン・スパークリングを軸にしつつ、料理の流れに合わせて提案しています。
三陸の魚介がなぜここまで豊かな味わいを持つのか、興味のある方は三陸の魚介がおいしい5つの理由もぜひ読んでみてください。
まとめ:「魚介料理が物足りない」なら、三陸から組み立てた食卓へ
「魚介が好きなのに、レストランで満足できたことがない」——その悩みに、ケラッセ東京は料理の数と調理法の多様さで答えようとしています。
産地とのつながりがあって、素材の個性を知っているから、生で出すか、火を入れるか、スープにするかを判断できる。それが積み重なって、「来るたびに違う形で魚介を楽しめる店」になっていると思っています。
9月下旬、秋の入り口のこの時期は魚介が味わい深くなってくる季節です。新宿・若松河田でゆっくり食事したいと思ったときは、ぜひケラッセ東京に足を運んでみてください。
ご予約・お問い合わせはお電話でも承っています。
📞 03-6380-0253(水〜日・祝日 15:00〜22:00)
5つの魚介料理を読んで「これを一度の食事で全部体験したい」と感じた方は、季節の10品コースが一番それに近い形です。WEB予約から日時とコースを選んで確定できます。記念日や夫婦・友人との食事に、席の確保だけ先に済ませておくと安心です。
